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藤枝 絢子

センター長

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藤枝 絢子

これまで、アジア太平洋地域を対象に、環境や防災、住居に関連する研究・教育活動、国際機関によるプロジェクトに携わってきました。都市部はもとより遠隔地の村落においてもグローバル化の影響、著しい暮らしの変容が見られるなか、持続可能な社会、多様性のある発展とは何かを考えるようになりました。気候風土に培われた暮らしや地域固有の文化を学び、その維持継承に資する研究を行っていきたいと思っています。特に伝統的な住居に関心を持ち、フィジー、バヌアツ、タイなどでフィールド調査を行ってきました。多分野の研究者や現地の人々と協働し、学際的・実践的なアプローチにより理解を深めるとともに、現代社会における可能性を検討し、維持継承に取り組んでいます。

キーワード

オセアニア、東南アジア、環境、防災、国際協力、伝統建築

主要業績

西嶋一欽, 中村遂彦, 藤枝絢子(2019)「伝統建築を起点とした防災と伝統技術の発展的継承 – ヴァヌアツ・タンナ島の取り組み」, 太平洋諸島の歴史を知るための60章, 明石書店, 292-296,

Fujieda, A. (2019), “Traditional Housing as Tourism Attractions: Cases of Ethnic communities in Thailand and Vietnam”, 2019 AAS Annual Conference, 21-24 March 2019 (Denver, USA)

Fujieda, A. (2018), “Safeguarding the wooden culture in vernacular houses and building traditions in Asia and the Pacific”, 2018 International forum on ‘Unlocking the potential of tertiary education for ICH safeguarding’, 17-10 July 2018 (Soul, Korea)

小林広英、藤枝絢子 (2016)「フィジー伝統木造建築・ブレにみる在来建築技術に関する調査研究 –適正技術開発センターにおけるブレ建設プロジェクトを事例として-」,日本建築学会計画系論文集,81巻724号, 1303-1313

Fujieda, A., Kobayashi, H. (2013) “Potentials of Fijian Traditional Housing to Cope with Natural Disasters in Rural Fiji”, Journal of Disaster Research, 8(1), 18-27

業績一覧