センターの業績
2023年
展覧会「ヤングムスリムの窓:撮られているのは、たしかにワタシだが、撮っているワタシはいったい誰だろう?」
会場:京都精華大学サテライトスペースDemachi
企画:澤崎 賢一、阿毛 香絵|キュレーション:澤崎 賢一
主催:一般社団法人リビング・モンタージュ
共催:ヤングムスリムの窓:芸術と学問のクロスワーク、京都精華大学 阿毛香絵 研究室、慶應義塾大学 野中葉 研究室、京都精華大学アフリカ・アジア現代文化研究センター、京都精華大学・萌芽的研究助成「アジア・アフリカ比較共同研究「現代社会の生活空間における宗教性」」
助成:京都市「Arts Aid KYOTO」補助事業、公益財団法人 花王芸術・科学財団” text_font_size=”18px” text_line_height=”33px”][edgt_section_title type=”standard” position=”left” text_tag=”” text_font_weight=”” text=”■参加者
ヤングムスリム(アフメド・アリアン、エルトゥルール・ユヌス、長谷川 護)
澤崎 賢一(アーティスト・映像作家/一般社団法人リビング・モンタージュ 代表理事)
阿毛 香絵(文化人類学者/京都精華大学 特任講師)
新明 就太(映像作家/東京藝術大学 非常勤講師)
野中 葉(宗教・社会学者/慶應義塾大学 准教授)” text_font_size=”18px” text_line_height=”33px”][edgt_section_title type=”standard” position=”left” text_tag=”” text_font_weight=”” text=”■「ヤングムスリムの窓」とは?
プロジェクト「ヤングムスリムの窓」は、現代社会とイスラームを専門とする文化人類学者の阿毛香絵(京都精華大学 特任講師)、アーティスト/映像作家の澤崎賢一(一般社団法人「暮らしのモンタージュ」代表理事)、イスラームとジェンダーを専門とする野中葉(慶應義塾大学 准教授)が共同で企画したプロジェクトです。
「ヤングムスリムの窓」では、ダイバーシティや多文化共生を背景に、日本に暮らすヤングムスリムたちの視点=窓を通じて日本社会はどのように映るのかを明らかにしていきます。ここでのヤングムスリムには、イスラーム圏出身の親を持ち日本で生まれ育った2世やイスラーム教徒に改宗した日本人など、様々なプロフィールの若者たちがいます。彼らは宗教を実践しながら、日本で自らを取り巻く人々や社会とどのような関係性を築いているのでしょうか。
このプロジェクトの特徴は、映像メディアを表現手段としてのみならず、一種のハブとして活用し、立場や専門、世代や文化的背景の異なるアクター(ヤングムスリム、映像作家、研究者など)が相互に関わりながら研究/共創を行っているところです。今回の展覧会「ヤングムスリムの窓:撮られているのは、確かにワタシだが、撮っているワタシはいったい誰だろう?」では、学際的なプロジェクトを進める過程における映像の活用方法の可能性を示すとともに、各アクターがそれぞれの関心にもとづいて制作した映像作品を展示します。” text_font_size=”18px” text_line_height=”33px”]
2022年
講座 サニテーション学 5
サニテーションのしくみと共創
2021年
ミャンマーの今を考える-ミャンマーとクーデターの現状分析 開催報告
2020年
アフリカ・アジア現代文化研究センター開設記念出版
ウスビ・サコ・清水貴夫 編著
『現代アフリカ文化の今
15の視点から、その現在地を探る』
15の領域から、アフリカ文化の“今”を探ってゆく” text_font_size=”18px” text_line_height=”33px”][edgt_section_title type=”standard” position=”left” text_tag=”” text_font_weight=”” text=”これまで西洋の視点から語られることが多かったアフリカは、いま、グローバル化のもと、独自の芸術や文化を新たな地点へと育み、価値を見出しはじめている。その動向はアフリカ大陸だけでなく、ヨーロッパやアジアなど移住/離散した先においても、ふつふつと芽を出し開きはじめているのだ。” text_font_size=”18px” text_line_height=”33px”][edgt_section_title type=”standard” position=”left” text_tag=”” text_font_weight=”” text=”本書では15の領域から、現代のアフリカ文化を切り開く。
文化人類学者や美術館学芸員、音楽ライターなど、それぞれが見つめるアフリカの姿に注目!” text_font_size=”18px” text_line_height=”33px”]
【ドキュメンタリーPV】にもかかわらず 風土を紡ぐ 地球展
緊急WEBシンポジウム「マリ危機と西アフリカ経済共同体(ECOWAS)の役割:日本からの分析と危機脱却の考察」開催
8月18日、長年にわたる内紛の渦中にあるマリ共和国において、政治腐敗や治安の悪化に反発する市民に後押しされる形で軍の一部が大統領辞任に追い込みました。現時点でケイタ大統領、シセ首相が拘束されており、軍を率いたアシミ・ゴイタ大佐が暫定政権を打ち立てました。長く続いているマリ北部の内戦、イスラーム過激派のテロ、COVID-19などによる、市民の不満が露呈した今回の事件により、マリは一層混迷の度合いを強めています。現状打破の鍵を握ると考えられるのが西アフリカ地域の政治経済の結束の象徴である「西アフリカ共同体CEDEAO(英ECOWAS)」です。本緊急シンポジウムでは、マリ共和国出身の本学学長ウスビ・サコがモデレータをつとめ、環太平洋大学のサリフ・サコが現地から、さらに、セイドゥ・ディティエ在日マリ人協会会長などによりマリの現状を報告し、危機回避のためのCEDEAOの役割を検討していきます。” text_font_size=”18px” text_line_height=”33px”]
映像作品『#まなざしのかたち』完成前の試写会+意見交換会
企画概要
■会場:京都芸術センター フリースペース
■会期:2020年8月31日(月) 16:00-19:00
■参加費:無料
■主催:一般社団法人リビング・モンタージュ
■共催:京都精華大学アフリカ・アジア現代文化研究センター 研究プロジェクト「研究者とフィールドの「あいだ」で映像メディアを活用した新たな創造性」、京都市立芸術大学DOT (Doctoral Open Talk)
■協力:京都芸術センター
*本事業は,「新型コロナウイルス感染症の影響に伴う京都市⽂化芸術活動緊急奨励⾦」の採択事業です。
【意見交換会】
■登壇者:澤崎 賢一(アーティスト/映像作家、一般社団法人リビング・モンタージュ 代表理事、京都市立芸術大学大学院美術研究科 博士(後期)課程)
■ゲスト:川瀬 慈(映像人類学者、国立民族学博物館/総合研究大学院大学 准教授)
■進行:磯部 洋明(宇宙物理学者、京都市立芸術大学 准教授)
2019年
書籍化対象 公開座談会「現代アフリカカルチャーの現在地」
■会期:2019年12月21日(土) オープン13:30、スタート14:00
■会場:京都精華大学 対峰館 T-109
■入場無料/事前予約不要
■司会:清水貴夫
■主催:京都精華大学 アフリカ・アジア現代文化研究センター(準備室)
■タイムテーブル
14:00-14:15 開会の挨拶
14:15-14-20 パネリストの紹介
14:20-15-30 ディスカッション
15:30-16:00 フロアとの意見交換
■モデレーター
ウスビ サコ
京都精華大学学長。マリ共和国出身。専門はコミュニティ論、建築計画。
■パネリスト
和崎 春日
中部大学教授、名古屋大学名誉教授。専門は文化人類学、民俗学。主著『大文字の都市人類学的研究左大文字を中心として』。
鈴木 裕之
国士舘大学教授。専門は文化人類学。著作に『ストリートの歌:現代アフリカの若者文化』(2000年)、『恋する文化人類学者:結婚を通して異文化を理解する』(2015年)など。
川瀬 慈
国立民族学博物館准教授。専門は映像人類学。映像作品に『Room11, Ethiopia Hotel』(2006年。イタリア・サルデーニャ国際民族誌映画祭にて「最も革新的な映画賞」受賞)等多数。近刊の編著に『あふりこ-フィクションの重奏/偏在するアフリカ』(2019年)、『ストリートの精霊たち』(2018年)等多数
公開シンポジウム『アフリカ食文化の深淵に迫る』
会期
日時:2019年12月1日(日)13:00~17:30(12:30開場)
会場:京都精華大学 本館4階 H-417
プログラム
13:00~13:10 開会の挨拶 ウスビ・サコ(京都精華大学学長)
13:10~14:00 講演①佐藤靖明(大阪産業大学)「アフリカにおけるバナナの食文化を考える」
14:00~14:50 講演②清水貴夫(総合地球環境学研究所)「西アフリカのランドスケープと食文化」
14:50~15:10 休憩
15:10~16:00 講演③高野秀行(ノンフィクション作家)「幻のバオバブ納豆を追え」
16:00~16:15 コメント①重田眞義(京都大学)
16:15~16:30 コメント②横山智(名古屋大学)
16:30~17:20 ディスカッション
17:20~17:30 閉会の挨拶 藤本武(富山大学)
主催
京都精華大学アフリカ・アジア現代文化研究センター
共催
科学研究費補助金(基盤研究(B))「アフリカ食文化の新展開:食料主権論のために」、総合地球環境学研究所