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陶芸からアフリカ・アジアの風土を読み解く

代表者氏名:三村 豊

活動の目的

本企画では、総合地球環境学研究所2020年度可視化・高度化事業(「民の世界-大学と地域の連携による記憶・技術・風土の継承 」代表 三村豊)の一環として、陶芸家の十握周作、美術家の山口和也らが、さまざまな地域や素材、方法、意匠によって、各々が人と自然の相互関係性を捉えて作品にし、それらの作品を通じてアートやデザインから風土の理解を深めるものである。また、映像人類学の手法を用いて陶芸家の映像作成を行う竹田優哉らとともに、アジア・アフリカにおける「これからの風土」について人と自然の相互作用によって育まれる自然観や価値観を考慮しながら読み解いていく。

メンバー

三村豊(総合地球環境学研究所・研究員)
十握周作(周の窯・陶芸家)
山口和也(trace・美術家)
竹田優哉(神戸大学大学院・修士2年)

活動予定

2021年10月ごろ:展覧会「にもかかわらず」の実施

これまでの業績

図録冊子:三村豊(2020)『にもかかわらず 風土を紡ぐ 地球展』総合地球環境学研究所

プロジェクトの業績(2020年度)

タイトル:【ドキュメンタリーPV】にもかかわらず 風土を紡ぐ 地球展

現在、人間活動による影響が地球環境システムを大きく改変しようとしています。

わたしたちは、地球環境へ悪影響を及ぼしているにもかかわらず、あたりまえのように自然の恵みを享受しています。暮らしを彩るこの風景は、わたしたちに何を語りかけているのでしょうか。わたしたちは、「風土」を作品として表象することで、改めて、人と自然の相互関係性を考える展覧会を2020年2月28日(金)-3月1日(日)の期間で実施する予定でした。しかしながら、新型コロナウイルス感染症拡大を考慮して、展覧会の開催を延期しました。

本映像は、陶芸家の十握周作、美術家の山口和也、高知県の集落で暮らすおばあちゃんの上村利子が、地球への眼差しをドキュメンタリーPVとしてまとめたものです。

この映像は、「陶芸からアフリカ・アジアの風土を読み解く」および「2019年度 総合地球環境学研究所 博物館・展示を活用した最先端研究の可視化・高度化事業 『民の世界-大学と地域の連携による記憶・技術・風土の継承』(代表 三村豊)の研究活度の一環として作成されたものです。撮影・編集は竹田優哉氏。

『にもかかわらず 風土を紡ぐ 地球展』13分49秒、2020年製作