現代アフリカ・アジア講座2025「表現でみるアフリカ・アジア社会とその課題」第1回講座:ミャンマー「『エイン』への思いを語る」
日時
2025年10月24日(金)19:00 – 21:00
会場
FabCafe Kyoto(ファブカフェキョウト)
【交通アクセス】
京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分
京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分
講座概要
『エイン』はミャンマー語で「家」。2021年2月1日の軍事クーデター以降は軍に追われて家/家族」を離れざるを得ず、『エイン=家』に対する特別な思いを持っている人々が多くいます。2006年に制作されたミャンマー人監督の『エイン』という映画を見て、監督自身の『エイン』作品への思い、また『エイン=家』への思いを参加者のみなさんと語りたいと思います。
登壇者
登壇者:ティンダン監督
ナビゲーター:ナンミャケーカイン(京都精華大学特任准教授)
参加者:対面参加のみ(事前登録制)以下のフォームズから10月23日までに参加申込をお願いします。
ティンダン氏 プロフィール
映像作家、チャンプアジア・プロダクション代表。ミャンマー国籍で、日本の永住権を持つ。1984年ヤンゴンに生まれ。父の仕事の都合で来日、茨城県で育つ。日本映画学校(現:日本映画大学)に進学し、卒業制作として在日ミャンマー人の家族を描く『エイン』(2006)を監督。卒業後は、映画の助監督や俳優学校のスタッフとして経験を積む。2021年2月のミャンマー で民衆の抗議デモを取材・撮影中に逮捕。ヤンゴンのインセイン刑務所に収監され、2023年5月3日に解放された。現在は日本とミャンマーで創作活動を行う。
『エイン』粗筋
家族でミャンマーから移ってきて1年になるが、アウンメインはどうしても日本での生活になじめないでいた。中学生活二日目。級友たちの彼を見る好奇の眼は、何だか偏見があるようにアウンメインには思えた。しだいに孤立していき「学校」・「日本人」・「家族」に反発していくアウンメイン。そして…。「こんな国にいたくない」ある時、彼は学校でトラブルを起こして父と衝突し、家を飛び出す。飛び出したお兄ちゃんの後をついていく兄思いのウィンタウン。行く当てのない二人が目指した先は…



