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イベント

映像でみるアフリカ・アジア社会とその課題 第1回「銃ではなくカメラを武器に闘うミャンマー人映像作家たちのまなざし」

日時

2024年10月30日(水)19:00-21:00(18:30開場)

場所

FabCafe Kyoto(ファブカフェキョウト)

【交通アクセス】
京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分
京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分

概要

ミャンマー軍による弾圧を逃れ、隣国の国境地帯で活動を続けているミャンマー人の映像作家/ジャーナリストたちがいる。クーデターから3年以上が経過し、激動の情勢の中で映像制作者たちも変化を続けている。彼らは何を求めて、どんな作品を作っているのか。クーデター後のミャンマーで拘束された二人の日本人、北角裕樹と久保田徹は、一般社団法人 Docu Athan(ドキュ・アッタン)を立ち上げ、弾圧されるミャンマー人たちの声(アッタン)を伝えるために活動している。ミャンマー人映像作家の作品を見て、北角さんと久保田さんからお話を聞き、参加者のみなさんとミャンマーの今を語りたいと思います。

登壇者


北角裕樹(きたずみ・ゆうき)
ジャーナリスト、一般社団法人ドキュ・アッタン代表理事。1975年東京都生まれ。日本経済新聞記者や大阪市立中学校校長を経て、2014年にミャンマーに移住して取材を始める。短編コメディ映画『一杯のモヒンガー』監督。ミャンマーの軍事クーデター後の2021年4月に拘束され、一か月間収監された経験がある。

久保田徹(くぼた・とおる)
1996年生まれ。慶應大在学中にミャンマー西部にあるロヒンギャ収容区の状況を記録し、映像制作を始める。2022年7月にミャンマー軍によって拘束され、111日間後に解放。2024年7月放送NHK BS『境界の抵抗者たち』では、国境地帯で制作を続けるミャンマー人映像作家たちを映した。

ナビゲーター:
ナンミャケーカイン
ミャンマー出身。1989年12月来日。ミャンマーと日本をともに母国として捉えている。立命館大学で博士(国際関係学)取得後、東京外国語大学で外国人特別研究員を務めた。2005年度より東京外国語大学をはじめ関東周辺にある様々な大学で非常勤講師として教える傍ら、通訳・翻訳も多数こなす。最近は在日ミャンマー人の研究と、タイに逃れている避難民に関する研究をしている。2021年度より京都精華大学特任准教授。

協力

ドキュアッタンシアタープロジェクト