Multiple Voices (マルチプル・ヴォイシズ)〜第2回目 プージャ・パント&ビビアン・ウェンリー・リン
11月22日 @ 3:04 AM
移住・労働・ジェンダー〜女性・少女たちと作る参加型コミュニティー・メディア
2007年にオランダ、アムステルダムで活動を開始し、これまでに世界中で家事労働やセックスワークに従事する女性の移民労働者や社会の中でマイノリティーに属する少女たちとともに映画やラジオ番組を制作してきたヴォシズ・オブ・ウィメン・メディア。当事者にカメラやマイクを向けて話を聞くのではなく、撮影や編集を教えることで当事者が自ら作った作品を通して自分たちの声を届けてゆく。またその協働をベースにした制作過程や作品からは普段は見えてこないそれぞれの社会での再生産労働の実態や移民コミュニティーの家庭環境などが映し出される。今回はファウンディングメンバーの二人、ネパール在住のプージャ・パントとアメリカ在住のビビアン・ウェンリー・リンを迎えてその活動の過去と現在を聞いてゆく。
*当日は英語+日本語字幕の事前録画動画をライブ配信後、本人たちとのQ&Aを英語+日本語逐次通訳で行います。
第2回目 2022年1月22日(土) 15:00~16:30
「移住・労働・ジェンダー〜女性・少女たちと作る参加型コミュニティー・メディア」
オンライン開催・有料・申込制
出演:プージャ・パント&ビビアン・ウェンリー・リン(アーティスト、ヴォシズ・オブ・ウィメン・メディア代表)
ホスト・通訳:水田拓郎
ヴォシズ・オブ・ウィメン・メディア Voices of Women Media
視覚メディアとワークショップを通して女性移民労働者たちが自分たちの物語を自ら語ることをファシリテートし、女性のメディア・リテラシーと権利向上を目指す国際NPO。2007年にオランダ・アムステルダムでプージャ・パントとヴィヴィアン・ウェンリー・リンによって設立。 http://www.voicesofwomenmedia.org/
プージャ・パント Pooja Pant
映像作家、ビデオ・ジャーナリスト、女性の権利向上のための活動家。アムステルダムでヴォイシズ・オブ・ウィメン・メディア、カトマンズでファイナル・テイク・フィルムズを設立し、現在も両団体のディレクターを務める。これまでのクライアントはNetflix, CNA, Agence France Press, UN, ICIMOD, BBC World, Al Jazeera English, WWF Nepaなど。ネパール在住。
ビビアン・ウェンリー・リン Vivian Wenli Lin
ドキュメンタリー、ヴィデオ・アート、インタラクティブ・インスタレーションなどの背景をもつメディアアーティスト及び教育者。ヴォイシズ・オブ・ウィメン・メディアのファウンディングメンバー及びディレクター。2016年に香港城市大学School of Creative MediaからPh.D.取得、 2017-2021年まで東京外国語大学非常勤講師と東京女子大学特任准教授。2020年からアメリカOccidental Collegeメディアアーツ&カルチャー学部の客員助教授。