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阿毛 香絵

学内研究員

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阿毛 香絵

大学二年生で始めてセネガルに渡航してからアフリカの文化、宗教そして社会のもつエネルギーに常に魅せられてきました。学部時代はダカール大学に留学して社会学を学ぶと同時に、現地のスーフィズムと都市の若者文化に興味をもって研究を進めました。大学院では政策メディア学部で学んだ後フランス国立社会科学高等研究院(EHESS)で文化人類学を専攻し、セネガルの教育と政治、イスラームとの関係についてフィールド調査を続けると同時に、同大学の日仏財団で「アフリカ・アジア」プログラムの責任者を務めました。日本や中国などの先進国や新興国とアフリカ諸国との関係や、アフリカの都市化と人々の生活の変容など、新たなテーマについて調査をしたことで、現代のアフリカの人々を取り巻く政治的・経済的な背景や、国際化が人々の暮らしに与える影響についても考察を深めました。近年の研究では、自らの専門である西アフリカのイスラームと、メディアやインターネットを使った新しい社会・政治の動きとの関連についても調べています。近代化、国際化した世界のなかで現地の文化、宗教、社会がどのような発展を遂げていくのか、日本との比較の視点も取り入れながら取り組んでいきたいと思っています。

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